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2019/12/25 15:45
こんにちは、スタッフRです。
店頭で大好評を頂いております、パシュミナストール。もうお試しいただけましたか?
その柔らかさ・風合い・クオリティーは、触れて体験していただければ、最もよくお分かりになるかと思いますが……それだけではお伝えしきれない部分、いわばバックグラウンドストーリーを数回にわたってご紹介します。
11月に入荷したパシュミナストールは、脱色や染めを行わずヤギの毛本来の色を生かしたカラーのものでした。また、繊細な織り模様はこの工房独自のもの。これが全て手作業で織られています。ナチュラルカラーでクセがなく、通勤・通学にもお使いいただける色合いです。
しかし!didiのお客さまはシルクサリーの色に慣れ親しんだ方、お気に入りのカラーをお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。
「明るい色のものはないの?」とメッセージでお問い合わせもいただきました。
せっかくパシュミナの良さが伝わったなら、お色もお好みのものをご用意したい!
カトマンズのパシュミナ工房に問い合わせてみました。「グラデーションカラーで明るい色のもの、ストックにありませんか?」
「1枚だけありました!こんな感じ、いかがでしょう?」
明るく上品な色!実際に触ってみたいな……。
「ではこちらを、サンプルとして送ってもらえませんか?本当にいい色だから、肌触りを確かめたくて」
「少しお値段は張りますが、一級品をお探しならぜひ見てみてください。もし気に入れば、didiのオーダーで特別に織って差し上げましょう。」
そして数日後。届いたショールを手に取ると…オーガンジーと見紛うばかりの透き通るような薄さ。ふわふわの極上の柔らかさ。安心感のあるハリ。色もグラデーションでとっても素敵!私たちはすぐ気に入りました。これはdidiの商品としてお客様に自信をもってお勧めできると確信しました。
(サンプルとして取り寄せたこのストールは、今は芦屋の上顧客様のお手元にあります)
「とてもいいショールですね!ぜひ、オーダーをお願いできませんか?」
「もちろん!didiのためならよろこんで!」
私たちが色を選んでいる間にも、パシュミナ工房ではオーダーに向けて準備が始まっていました。
一口に「織物を作る」と言っても、実に様々な工程があり、パシュミナを織るためにはいくつものステップがあります。
次回からの記事で、ご紹介します。