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2019/04/13 15:50
今回から始まる「didi SONOGAのエシカル対談」。
多方面でご活躍のdidiのお客様をゲストにお迎えして、「エシカル」をテーマにお話を聞く企画です!
初回のゲストは、ヨガインストラクター Tamakiさんです。小田原・茅ヶ崎の少人数制のヨガ教室「にじいろ珠ヨガ」にてヨガを教えていらっしゃいます。
〜Tamaki (猪瀬 珠希)プロフィール〜
47歳。ヨガと音楽を愛する歌役者。2004年からヨガを始め、2011年ヨガ講師に。教室だけでなく、出張ヨガ、ビーチやキャンプイベントなどのアウトドアヨガ等様々な形のヨガに取り組む。
ヨガとの出会い
didiチーフデザイナーSonoga(以下、Sonoga) まずはTamakiさんの略歴とお仕事について聞かせてください。すごくナチュラルで透明感があって少女みたいな雰囲気ですが、ヨガの先生なんですよね?
△Bali Iindonesia2019
【Photo by HISA NOJIMA】 #niconicostudio
Tamakiさん(以下、Tamaki) 20代30代は、音楽と演劇をやっていました。でも自分の中で制限があるのを感じて、39歳ぐらいの時に、それをちょっと変えようかなと思って、そこから飛び出したんです。それで挑戦したのがヨガのインストラクターです。行ったことがなかった海外旅行もしてみたい、服も自由に選びたいって思って、服装はその辺からちょっと変わってきたんです。
Sonoga そうなんですね。ヨガのお仕事をされてから、それまでと変わったこととかありますか?
Tamaki それはもう!一言でいえば生活や使うものがシンプルになりました。例えば、シャンプーやボディソープもナチュラルな石鹸のようなものにしました。周りの人間関係も変わりました。自分や環境を俯瞰して見られるようになりましたし、ナチュラルで自然体な人たちとのステキな出逢いもありました。あと、いらないものをどんどん捨てるようになりました。
Sonoga いわゆる断捨離ですね。
Tamaki そうです。安く買った服、もらった服、全然着ない服、そういうものをどんどん削ぎ落として……。自分にとって大事な人やモノを選ぶ経験をしたと思います。そんな時に出会ったのがdidiさんの服なんですよ。
didiとの出会い
Sonoga モノを処分しているとき、新しいモノを購入する基準はそれまでと違うと思うんですが、didiがお眼鏡にかなった理由はなんだったんですか?
Tamaki きっかけはFacebookです。ヨガをやりはじめたので、ちょっとアジアンな服に興味が出てきましたし、1枚をいろいろアレンジして着られるという面白さなんかもあって、立川にあるって知って訪ねました。
Sonoga 最初にお求めいただいたのって覚えています?
Tamaki ブルーとオレンジ・グリーンのリバーシブル巻きスカートです。
△フォトコンテストにご参加いただいた写真。ギリシャのヨガアシュラムにて
Sonoga ありがとうございます。didiのどこがよかったですか?
Tamaki 他のどのお店にも、この感じのお洋服はないですよね。いろんなものが
1点モノですよね。催し物の出店が多いから、一期一会みたいに思っていました。この間のフォトコンテスト、あれもすごくよかったです。これを実際に外で着て、あら素敵じゃない!って言われてるのが伝わってますね。
Sonoga みなさんいい笑顔で写真に納まってくれて、Tamakiさん以外の方もいいですよっておっしゃってくださいました。
Tamaki あと、旅行に持っていくと超便利です。いろんな形にアレンジできるし、かさばらないし。海外では、絶対食いつかれるんです(笑)。行った先の外国人も日本人も、すてきだ!とか、青の色が好きだとか、どこのだろう?ってよく言ってくれるんですよ。
Sonoga 嬉しい(笑)
Tamaki シルクの素材も気持ちよくて。それもいいよねっていわれました。特に西洋でヨガをやってる人ってアジアンなものに憧れがあるのか、私が東洋人でこういうの着てると、ものすごく褒められます。
エシカル。ヨガとdidiの共通点
Sonoga うちのシルクサリーシリーズの素材はリサイクルのアンティークサリー、日本風に言ってみれば着物のリメイクみたいな感覚です。 自然の素材を使うとか、廃棄が少なくなるような流通サイクルを作るとか、世の中に還元できていく仕組みを作っていくのが「エシカル」という考え方です。
うちは今、リサイクルビンテージサリーを素材にしたり、日本の古着を使ったアップサイクルの洋服を作ったりして、エシカルということを伝えていけたらという気持ちでやっています。
Tamaki ああ、それはまさにヨガの考え方と通じるところがありますね。お金がない頃は、安いものを探して手に入れることをしていたのかもしれないけど、環境も変わって意識も変わってきたら、大事な1枚に対して、ちゃんとお金を払おうっていうのはいいことですね。こういうのって個性じゃないですか。1点モノでもあったり、1つのものを大事にするとか。改めてdidiさんの仕組みやコンセプトを聞いて、すてきなお洋服だったんだなと思います。自分が愛用してて、誇らしく思いました 。
Sonoga ありがとうございます!すごくうれしいです。オリジナルのヨガウェアなども企画したいですね。
Tamaki 楽しそう!ぜひ!
Sonoga ビーチクリーン活動もなさってるとか。
Tamaki 小田原に引っ越して海に近くなったから、関心が高くなったんです。横浜のヨガフェスタでは、いろんなビーチで一斉にヨガをやって、しかもビーチクリーンもやろうというイベントをやってるんです。私も去年エントリーして、イベントを行うことができました。そうすると、そういう活動をしている人たちが目にとまるようになって、世界の深刻なプラスチックゴミ事情に向き合って活動されている方もたくさんいらっしゃるのだなぁと。私自身も「一人の個の力」を信じていて、小さな意識改革は絶対無駄じゃないと信じていて、90年代ぐらいからケミカルナプキンを布に変えたり、2005年ぐらいからはマイ箸やエコバッグを持つようになりました。
Sonoga さっきから気になってるんですが、それは?カップですか?
Tamaki マイカップです(笑)。
自分で彫ったんですよ。いつもぶらさげています。didiさんのお洋服と通じるんですけど、どこにでも連れて行きたくなります。
Sonoga didiの服もそのカップもTamakiさんにとっていいパートナーなんですね。本日はありがとうございました。
◎編集後記
とても自由に毎日の生活を楽しんでいるTamakiさん、いい刺激をいただきました!(Sonoga)