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2018/11/18 01:28
HANTEN→ https://didi.fashionstore.jp/categories/1398607
HAORI→ https://didi.fashionstore.jp/items/14864587
「わあ!いいわね、これ」
「着てみるとスッキリみえるわ!」
「キルティングで軽くてあったかい!
おしりがかくれるのがいいわね!」
「嫌味のないデザインね!」
ハンテン、ハオリをお試しくださったお客様の反応です。
すごい!こんなに喜んでくださるなんて… ようやくここまできたんだ…
と、この2つのデザインには特別な思いがあります。
didiがネパールでオリジナルの製品を作り始めてからかれこれ15年。
素材、加工、工程、職人のスキル… いろんなことを勉強し必死でdidiオリジナルを追い求めました。
ゲリ、ダッカ、パンジャブ、モラ、カットアウト、アーリー、スクリーンプリントetc…
いろんな素材や加工を試し、デコレーションを加えた「didiらしい服」を追求していたのです。
didiは常設ショップをいったんおやすみし、デパート催事に出店していた時期があります。
催事では、ミセス婦人服のメーカーさんとご一緒することがよくありました。
正直「こんなもっさりした服、カッコ悪いなあ(失礼)」というのが、当時の私がミセス婦人服に対して抱いていた感想です。
ところが、ミセスの方が試着すると、スッとお似合いになるのです。
ミセス婦人服というものは、サイズ感やシルエットもよく考えられているんだ…
デパート催事は、ネパールで新しい加工や素材にばかり目を向けていた自分の未熟さに気づき、勉強する良い機会になりました。
実はdidiがオリジナルをつくり始めてから15年の間に、作ったサンプルは300を有に超えていました。
2018秋冬コレクションを作るにあたり過去のさまざまなデザインが頭を駆け巡りました。
あ!あの型またやりたいな。
この素材とコンビネーションが良かったのはあの素材だったなあ。
でも、今回のテーマは半纏と羽織です。江戸時代から伝わる、町人に親しまれ今なお愛されている日本の伝統衣装、半纏。
半纏のサイズのまま作ったらとてもじゃないけどミセスのオシャレなアウターにはならない…
そこで元にしたのが、過去didiでヒットした「エンビジャケット」
この、エンビジャケットなるもの、ヒットの理由は前から見たシルエットはスッキリ、おしりも隠れて嬉しい!というデザインのもの。
そのエンビジャケットを元に、日本人のミセスが着てもスッキリできるシルエットとゆったりした着心地を!
と何度も型紙を作り直しました。
そして出来上がったのが、この
HANTENハンテン、とHAORIハオリです。
お客様が気持ちよく着られ、日本の良さ、ネパールの良さ、を取り入れた冬のアウター。
だからわざとローマ字でHANTENなんて書いちゃってます。
部屋着にもオシャレなアウターにもなるこのハンテンとハオリ。
是非、試着だけでもなさってください。きっと良さがわかっていただけますよ。
だって、もうたくさんのお客様の声から、実証済みなんですから(^o^)